道具・設備

道具設備

素地に柄を付ける絵筆や筋車などの道具、
それを釉掛けし焼成を行う窯など
陶磁器を作るには様々な道具がありますが、
その一部をご紹介いたします。

絵筆

【絵筆】
器に彩色する筆には、細い線、極細の線を描いたり、細部の彩色に使用される”面相筆”、線描きされたデザインへ細かい彩色を施す”彩色筆”、素焼に呉須で柄を描く”呉須筆”、刷毛目というダイナミックな文様や広い面席用の”平筆・平刷毛”などがあります。

濃み筆

【濃み筆-だみふで-】
染付の器の製作には欠かせない工程で、素地に絵付けの輪郭線を施した中を太い濃筆に呉須を含ませて塗っていく作業を”濃み(だみ)”という作業があります。
太めの筆にたっぷり呉須を含ませて指で押さえることで、呉須の量を調整し色の濃淡を表現するという下絵付けの技法に使われる筆です。

筋車

【筋車-すじぐるま-】
比較的円形の素地(ろくろなどで回転させて作ることから”回転モノ”などと言います)に、呉須で筋を引いたり刷毛目でなどの装飾の際に使用する手動式の小さなロクロです。職人さんの熟練された技でひとつひとつ手作業で行われます。

【釉(うわぐすり)】
本来下絵付した素焼素地に掛ける釉(うわぐすり)は、素地に水や汚れが染み込むことを防ぎ丈夫で扱いやすくするものですが、釉薬の種類にもいろいろありよく使うガラス質の”透明釉”、赤や黄色など色のついた”色釉”やあえて艶を抑えた”マット釉”など様々な表情を器に与える役目も担っています。

設備等

シャトル窯

【シャトル窯】
台車の上に多くの製品素地を並べることができ、台車ごとひとつの窯に入れる焼成炉(焼成窯)です。(有田地区などでは主にガス窯)
従来の穴窯や登り窯では窯の中で製品の窯詰め作業を行いますが、シャトル窯では窯の内部での作業を必要とせず、窯の外台車に積んで運搬しますので作業効率/焼成効率共に優れた有田などの地区ではなくてはならない焼成炉です。

ローラーマシン成形機

【ローラーマシン成形機】
石膏型の面に陶土をおき、加熱した鉛製のヘッド(ローラー)で圧延し生素地を成形する、多量に陶磁器の素地を量産できる素地成形の機械です。